2017年5月29日月曜日

東京都 / 府中市

(サク)二十三夜塔

天保三龍次壬辰夏六月

府中市東部。中央高速の南側の押立町。天台宗竜光寺の本堂脇にたっている。
台座には竜光寺玉川院胎救以下、川崎氏4人、高木、比留間、松本、榎本の名があるようだが、読み取れない。
押立は慶長・寛文頃、多摩川の洪水で南北に分断されたという。
天保三年は1832年。



2017年5月27日土曜日

東京都 / 府中市

二十三夜塔

嘉永七寅年三月

府中郷土の森のプラネタリウムの建物の中にたっている。
旧所在地は、分梅町1-31とある。京王線分倍河原駅の近く。現在は都道18号で、通称鎌倉街道。市の「郷土資料集」には載っていない。

以前、大國魂神社境内の郷土館にあったという二十三夜塔がこれかと思ったが、「資料集」には「年不明、もと分梅光明院(分梅町1-13-1)門前にあった」と記載されているので違うようだ。


2017年5月21日日曜日

東京都 / 府中市

廿三夜塔

文久三癸亥年 

二月吉日

府中市白糸台は、府中でも東側。京王線だと多磨霊園駅や武蔵野台に近い。
旧甲州街道からマンション横に赤い鳥居が見えて、石塔を見つけることができた。
台石に氏名が彫られているが摩耗していて読めない。
文久三年は1863年。




2017年5月13日土曜日

神奈川県 / (旧)藤野町

廿三夜

文政四年 巳霜月廿三日

中央線藤野駅の北約1キロ程の所にある御岳神社への階段上り口。
鳥居や灯籠、百番観音供養塔などと一緒に建っている。
横から見ると厚みがあり、二十三夜の月にも見える。
現在の住所でいうと相模原市緑区澤井。